【内科医:渡邉将史コラム】サプリメント摂取による栄養素補給はなぜ必要か

 内科医・比婆医院院長 渡邉 将史(わたなべ・まさふみ)

比婆医院の渡邉将史です。

当院ではご自身に適した方法で「ベストなコンディション」を維持するために、そのサポートを行うベストコンディション外来を行っています。

元気が出ない、美容の調子が悪いなどのコンディションにかかわるご相談や、若々しさがたりない、ぼんやりすることが増えたなど加齢にまつわるご相談など、お悩みは人それぞれです。

年齢や多忙を理由に仕方ないと諦めてしまう人も中にはいますが、足りない栄養素を見つけそれを補給するだけで、これらの悩みを解消できることもあります。

 

常に先端を走り続け、第一線で活躍されているエグゼクティブにとって、身体のコンディションが整えられていることは絶対です。海外では自身のコンディションを整えられない人は信用に関わるとまで言われています。

理想的なコンディションを維持、改善するために、不足している栄養素を質の良いサプリメントで補い、最高のパフォーマンスを発揮し続けてください。

■健康には「必要な栄養素の摂取」が不可欠

健康のためには栄養バランスのとれた食事が大切なことは分かっていても、多忙であればあるほど食事管理まで完璧にこなすのは難しいでしょう。

しかし偏った食生活を続けていると、長時間頑張れなくなったり、見た目が年齢以上に老けて見えたりと、健康面だけでなく仕事面にも影響を及ぼすようになります。

こうした問題を回避し、身体のコンディションを保ちながら仕事でも高いパフォーマンスを発揮するには、必要な栄養素を補い身体を細胞レベルから活性化させることが不可欠です。

ここでは、多忙な日々の中でも、効率よく身体に必要な栄養素を摂取することの重要性や役立つ知識をご紹介します。

 

体内で生成されない栄養素とは?

炭水化物・脂質・タンパク質の三大栄養素はエネルギー源となりますが、ビタミンやミネラルも、微量でも身体の調子を整えるのに重要な栄養素であり、これらを合わせて五大栄養素と呼びます。

ビタミンは全部で13種類あり、水溶性ビタミン(ビタミンB1B2C、ナイアシン、葉酸など)と脂溶性ビタミン(ビタミンADEK)に大きく分類されます。これらは三大栄養素の働きを助け、身体のコンディションを正常に保つ働きがあり、生命維持に不可欠な成分です。

特にエネルギーのことを考えると、ビタミンB群(ビタミンB1B2B6など)はとても重要です。

一方、“無機質”とも呼ばれるミネラルは、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、鉄、亜鉛など16種類の必須ミネラルが重要で、骨や歯など臓器や組織の構成成分となり、私たちの身体の生理機能を健全に保つ働きがあります。

これらの栄養素が不足し、欠乏症になると身体に悪影響を及ぼす可能性が高まりますが、過剰に摂取することでも問題が起こる場合があります。そのため、栄養素は1日摂取量の目安を考え、適量を効率よく補う必要があります。

サプリメントで必要な栄養素を補うことの意義

身体に必要な栄養素は食事から摂取することが望ましいとされていますが、時間に追われる現代の生活で、バランスの良い食生活を実践することは難しいこともあります。

時に、私たちの食生活はカロリー過多になり、ビタミンやミネラルなど微量栄養素は不足しがちです。

だからこそ、普段の食事に加えて必要な栄養素を補充し、栄養のアンバランスを是正するためにサプリメントの活用をお勧めします。

サプリメントを上手に取り入れ栄養バランスを改善することで、ベストコンディションの維持につながることが期待されます。

なお、サプリメントは添加物などのない品質が確かなものを選び、適切な方法で摂取し続けることも大切です。

 

■“オールインワンサプリメント”のメリット

当院では、ご自身に不足している栄養素を見つけ、それを補いながら指導する外来を行っていますが、ご自分でご自身の不足している栄養素を的確に把握するのは案外難しいと思います。また、市販のサプリメントは種類が多く、その中から自分にふさわしいものを選ぶのにも苦労するでしょう。

市販のサプリメントには、10種類以上のビタミンとミネラルを配合したマルチビタミン/ミネラル(MVM)サプリメントが多く見られます。

最近は、身体に必須なビタミン、ミネラルに加え、魚油のオメガ3脂肪酸、マカや高麗人参エキス、眼の健康にいいとされるルテインやアスタキサンチンなど、さまざまな健康効果が期待される成分を幅広く含んだ“オールインワンサプリメント”も増えています。

アマンニュートリションもオールインワンサプリメントですが、中でもエグゼクティブに特化した上質なサプリメントとなっています。基本的なビタミンミネラルをおさえながら、ルテインやDHA、クルクミンやイチョウ葉、そしてNMNなど、エグゼクティブ層が年齢的な体の変化から感じる健康への要望にこたえられる、ユニークな配合になっているのが特徴的だと感じます。

 

このようなサプリメントを利用して、ご自身に合ったモノを選ぶことが何よりも大事です。

 

■毎日の食生活にサプリメントをプラスし、日々のパフォーマンスを向上させる

ベストコンディションを維持し毎日のパフォーマンスを向上させこの現代社会を生き抜くために、サプリメントは大きな武器となるでしょう。

 

さらに、「人生100年時代」を迎えようとしている中、健康寿命を延伸し、平均寿命に近づけることは喫緊の課題です。

健康寿命にまつわる最近の研究では酵母の研究から発見された成分「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」が注目を集めています。

NMNは体内で加齢により減少し続ける補酵素に体内で変換されます。この生体内物質はエネルギーとして、身体のコンディションを保つのに必要な物質だと考えられています。

NMNは世界中の研究者から注目を集めており、動物実験を中心に、さまざまな研究機関からその有用性が報告されています。臨床試験も進行中であり、今後、エビデンスの集積が待たれます。

NMNはあらゆる生物の細胞に存在し、普段の食事の中にも含まれていますが、ごくわずかしか含まれていません。

このような健康にプラスに働く栄養素を効率的に摂取する手段としてサプリメント摂取がより身近になることを願っています。

 

 =コラム著者紹介=

内科医・比婆医院院長
渡邉 将史(わたなべ・まさふみ)

【経歴】

1999年-2001年 滋賀医科大学卒業 広島大学病院内科研修医

2001年-2004年 広島大学病院第一内科入局 国家公務員共済組合連合会広島記念病院内科

2004年-2005年 広島大学病院第一内科

2005年-2020年 口和診療所

2020年2月 比婆医院 開院