エグゼクティブの「健康と悩み」

健康管理への意識の変化

一流のエグゼクティブ層は、若い頃は趣味やビジネススキルを学ぶ時間を確保するために努力をしますが、35歳を越えたころから、徐々に「健康」について考える比率が高まってきます。
若い頃と違い、病気や不調なども増え、将来の目標を達成するための道筋を考えたときに、今よりも健康管理をしっかりする必要があると気づくことがきっかけとなるようです。
言うまでもなく、経営者が健康であることは会社にとって非常に大切です。しかしながら、働く時間が長いことに加え、プライベートも充実させるとなると、すべての健康管理をうまくコントロールするのは難しいのが実態です。

エグゼクティブならではの健康管理

ここでは、そのようなエグゼクティブ層だからこそ、特に意識されている健康についての悩みや現状、改善するための知識をご紹介しています。

昨今、最先端の医療技術だけでなく、健康食品やオーガニック食など、身体をサポートしてくれるアイテムが多く存在しています。
その中で何が本当にいいのか、何が悪いのか、正しく自分に合うものが何か、分からなくなりつつあります。
自分の体は自分で管理する時代だからこそ、健康について確かな情報と幅広い知識を身につける事が重要です。

【1】集中力

仕事の結果は、集中力に左右されると言っても過言ではありません。

たとえばアスリートでも、試合で成果を残すには体力だけでなく集中力が必要なのは想像に難くありません。同じように集中力さえコントロールできれば、仕事は格段にはかどります。大きな判断を下すことが多いエグゼクティブには必須の条件と言えるでしょう。

 

ぼうっとしがちな朝でもシャキッと頭と体を目覚めさせて、いち早く仕事に集中できるモードに切り替えたい、というエグゼクティブは多くいます。
しかしながら、集中力に関するいくつかの研究によると、一般的に「大人の集中力は20分前後」といわれています。2歳の子供でも5~7分といわれていますので、気持ちとは裏腹に、自力で作り出せる持続力には限界があるようです。
集中力が切れているのに、仕事を続けていても、アイデア出しやタスクの効率はどんどん下がってしまいます。
集中力を高めるためには、睡眠時間の確保や環境の整備など、さまざまな方法がありますが、中でもバランスのとれた食事をとることは、特に集中力を高めてくれます。
適度な水分、糖質を摂り、必要な栄養素を意識していただくことで、日々の効率の向上につなげることが可能です。

【2】眼精疲労

昨今、スマートフォンやデジタルコミュニケーションの円滑化により、日常生活に限らず、ビジネスでも画面を「見る」時間が増加しています。
現代人、特にエグゼクティブのように日々情報を追わなければならない人々は、毎日の生活の中で知らず知らずのうちに目を酷使しています。

 

画面や文書から情報を得るために、私たちは無意識に目を動かしたりピントを合わせたりして、目を毎日酷使しています。老眼や視力の低下なども、目の酷使に拍車をかける原因になります。目の疲れは目の充血やドライアイだけでなく、頭痛や頭重感、めまいなどの症状を引き起こす可能性さえあります。
たとえ自覚症状がなくても、疲れ切った目のケアを怠らないことは、仕事の効率を上げるためにも重要なのです。

では、目の疲れにはどのような対策をすると良いのでしょうか。
蒸しタオルを目に当てて温めたり、肩や首のストレッチ、ブルーライトカットの眼鏡などを使用するのも有効です。しかしながら、外からのケアだけでなく、栄養素の力で体の中からケアするということも大切です。
目の疲れに効果的な栄養素は、ビタミン類を中心に、ポリフェノールなどをはじめ数多くのものがあります。
特にキーワードとなるのは、「紫色」。紫の色素には、ポリフェノールのひとつ「アントシアニン」が多く含まれています。特にアントシアニンを多く含む紫キャベツ、紫玉ねぎ、ブルーベリー、ナス、赤シソなどがおすすめです。 このように、ご自身に合うものを食事やサプリメントから取り入れながら、眼の疲れにもうまくアプローチしていけると、より快適なデスクワーク生活を送っていただけそうです。

【3】活力アップ

エグゼクティブとしてビジネスの世界で戦っていくには、ご存じの通り、体力の維持が必要不可欠です。
日々のタフな労働に打ち勝つためには、身体の疲れが精神にも影響しないよう、自分の身体をケアする必要がありますが、人一倍野心を持って仕事に向き合い、ビジネスでの出張や交流に加え、プライベートの予定までぎっしりのエグゼクティブにとって、それは大きな課題となることが多いでしょう。

 

若い間は体力もありますが、45歳あたりからは状況が一変します。具体的には、個人差はあるものの、60歳時点の自律神経のパワーは20歳のときの4分の1に落ちると言われています※。
年齢を重ねても体力・身体抵抗力を維持するためには、適度な運動(散歩やストレッチなど)・質の良いバランスのとれた食事・十分な睡眠が必要です。

人々は疲れを感じてくると、砂糖やカフェインのようなその場しのぎの食べ物や、元気が出そうなボリュームのある食事に手を伸ばしがちですが、正しい栄養素を摂ることさえできていれば、体にしっかり燃料を供給することができます。
身体の中をめぐる血液によって、内臓や細胞はターンオーバーを繰り返しているため、毎日摂取する栄養が私たちの基礎活力に与える影響は大きいのです。
エネルギー源となる糖質・タンパク質とともに、エネルギーを作り出す仕組みづくりのために大切な必要なビタミン・ミネラルも必須です。
手軽にとれる栄養を組み合わせて、バテ知らずのカラダを手にいれましょう。

※1 2018.5.6「現代ビジネス:サラリーマンの体力が「30代に入ってガタッと低下する」医学的理由」より引用。(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55213?page=2)